札幌市清田区平岡の「つかはら内科クリニック」。一般内科・老年内科・漢方治療に対応

コラム

風邪の漢方

2020年12月02日 コラム

こんにちは

今日は風邪症状に使用する漢方薬について書かせていただきます。
風邪などの炎症性疾患は漢方医学では『傷寒』『温病』といいます。
『傷寒』:寒気、熱のある場合とない場合がある、関節痛、発汗がある場合とない場合がある
『温病』:寒気はない、熱が出る、顔が赤い、発汗がある
などの違いがあります。
風邪症状は多くの場合『傷寒』のことが多く薬剤としては以前お話しした『葛根湯』やインフルエンザ感染症などにも使用される『麻黄湯』その他『桂枝湯』『麻黄附子細辛湯』『小青龍湯』などが代表的です。
高齢者の方や体が普段から虚弱傾向のかたは『葛根湯』や『麻黄湯』では作用が強すぎることがあり、『麻黄附子細辛湯』やもっと体力が低下している方には『香蘇散』という薬剤を使用します。『傷寒』はウイルス感染も含まれており、漢方も風邪症状に適切に使用していけば非常に有用です。